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♪こまったなーアッこまったなーーほんとにこまったなーーーチャンチャン♪
「おやじギャグを飛ばしていてもしかたない、久しぶりにやるか」、水深2mの浅場が右下にあり岸に近く砂地になっている、磯靴を脱ぎ片手でジャンパーを脱ごうとした時、携帯のことが心配になった、まずは携帯を出して安全な所に置いてそれからジャンパーをと・・・携帯・・・そうやそうや携帯でたて君を……….呼んだらいいやんか(∩∩)。
画して携帯作戦が実行されることになったのだ。
その前に記念撮影、片手でデジカメのシャッターを3度押す、浮いてきた画像がとれたよーーーーん。
竿を右手に持ち替え、左手で携帯をパコッとあけた
「よしよし、ばりさんや」
「ピッピッピッ」
門脇090………..「あったあった登録しておいてよかった」、
「ピッピッピッ」
「ッルルー ッルルー ッルルー」はよでてよーーー(焦燥)
「もしもし門脇です(沈着)」
「おおーすまんけんど取り込み助けてよ、どこにおるん」
「後ろにおります(冷静)」生の声と携帯の声が混信した、
「なんやそこにおったんか、はよきて見てみー40cmはこえちゅうで」
「う うーーん」、イダと思ってるのかそれとも地球でも釣ってひょうげているんだろうと怪しんでいるのか、ニヤニヤしてなかなか降りてこない(´`!まーたやってるーもう。
「おねがい玉網持ってる、今日まで先輩風吹かしてごめんね、のぼりとあめごはちがう外道の部なんていってごめんごめんごめん(悲願)、だからてつだってーーーーんええーーーん」(TT)。
泣付き作戦が効いたか降りてきた、そして覗いている
「あれれっあめごやん(・O・)こちゃんとふといねーーーー」
聞き逃してないよ「あれれっ」て、イダか地球を想像してたのとちがうん(~ ~)
「どうやーーーふといやろ」信用のない先輩が力んでいる、
「ほ ん ま や ね ー ー」
「おいおい」
「50cm近くあるんじゃない」
「それより玉網玉網」
「へいへい」
暫らくするとタモと木の枝(長さ1.5m直径4cm)と何か荷造りテープのようなものを持って走ってきた、それまでの時間の長いこと長いこと
タモの柄を枝に括っている、「慌てんでえいき、しっかり接続しようぜ」ふだん取り乱したところを見たこと無かったけど、今日は少し慌てているみたいで手元の動作があわただしい、そりゃ気持ちわかるで。
渓流長タモの完成
「すくってよ」
「けんどとどかんですよ」
「その下にテラスがあるろう、そこで……」
「おりれないよおおーん」
「わかった俺が行く、さお持っといて」ここはやはり源流師の血が騒ぐ、本流師のたて君が空いた左手でタモの柄を差し出してくれた、それを手がかりに下降、渓流長タモを受け取る、「ひとの顔見たら暴れるかもよ」と上からアドバイスの声、上手く竿で誘導してきた「いまだ!!」頭スレスレにタモを入れ掬い取ったが尾の方三分の一は網から出ている、間髪を入れずたて君に渡すと岩場の奥に網ごと落とした、まるで打合せでもしてたかのようなよどみのない連続技だった。
「ふーーーっやったねやーーー」
「やりました、ふっといねーーー」
「天然化してるねー」
「居着きやねー」
「ふっといねーーー」
「あめごやでまちがいなく朱点があるもんねー」
「おるんやねー」
「そうじゃねーーー」
「とにかく車まで戻って検尺してみたら」、
撤退開始、車まで15秒、早速渓師会の検尺板二枚をつないで撮影。
「約46cm 尺5寸やね」
「尾ひれの上をひっぱったら47cmありますよ」
「ふーーーっやったねやーーー」「やりました、ふっといねーーー」
「天然化してるねー」「居着きやねー」「ふっといねーーー」「あめごやでまちがいなく朱点があるもんねー」「おるんやねー」「そうじゃねーーー」。
昼前の安田川に延々と繰り返す感動の山彦だったのだ。
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