大滝の上      吉野川支流              メインページへ  メインページへ  


ゆるゆるのおとろし谷

2006//15  一日中雨

 この水系に来た時には必ず展望所に車を止めて滝を眺めるのが癖になっている、滝の上に魚が棲んでいるだろうか?、どんな魚かいなー?、大きいのがおるかなー、行ってみたいなー、・・我ながらそんな滝の観賞のしかたが少し悲しい・・・。
  本流から標高で120m登って滝上の二股下に入渓できそうだが、二股支流2本片付けるとなると3時間は必要だろう、帰宅するのに3時間近くかかるしチョット無理がある。1本目にしたら短すぎるし、中途半端な谷で今日まで滝を眺めるだけに留めてきたのだが・・・。
 今日の1本目で同水系の支流へ入ったのだが、降り続く雨と上流で広い範囲の土木工事をしている影響をうけて濁りがきつくなり、昼前に早々と納竿となった。

1本目の谷にかかる普通の2段滝、上流の土木工事現場から泥水が入り濁ってきた

9寸まえがでたのだが

何本か近くの谷を候補にあげて車を本流上流部へと走らす、最初のO谷は水が濁っていない、入ってみたがJUNNさんが釣った5寸のみの釣果だった、これでは消化不良で腹痛をおこして寝込んでしまうかもしれない、3本目の谷をH谷に決めてまた上流へと車を走らす。

    O谷の取水渕の滝、思わず高巻をしたくなるような上部が見える

朝から雨の中を遡行してきたので袖口とか腰周りから雨水が浸入し、エアコンをかけた車中でも寒い、外気温は7度であるが濡れると寒い、小刻みに身体が震えるが餌を刺せないほどではない、カロリーを補給して歩きだせば大丈夫だ。
  そしてとうとう
H谷の展望所へ到着、先客はいないようだ、JUNNさんも以前から気になっていると言ってたので、入渓できる喜びに思わずニンマリしてしまった、よかったとかった(^^。
 最初滝上の短い支流を2本片付けて、時間があれば大滝の釜を釣ってみる予定で山道を足早に登って言った。
 やがて下から大滝の落ちる音が聞こえてきて上の谷が白く見えてきた、植林を下降して二手に分かれる、上手の渕は早くも二股下の大渕だった、6m竿で丁寧に底を探ったがアタリがなかった、下段の
JUNNさんにもアタリが無いようだ、もしかして魚が居ないのかもしれない、かなり不安である。
 水量の少ない左支流へと入っていくとすぐに滝があり取水設備があった、「まさか・・・魚がおるはずない」と思いながらも暫く底を探っていると、ラインが重く感じられた、根がかりだと思ったのでアワセをいれないで静かにテンションをかけると、おもたーーい感じで引っ張って行くではないか、大きくテンションをかけて抜き上げようとしたがかなり重たい、「もしかして尺―・・・」竿で耐えると魚体が水面に浮いてきた、「あっ
!イワナやーナンヤー」と思わず叫んでしまった。
 岸にごぼう抜きにして魚を押えると口から青いミミズが何匹も出てきた、腹に収まり切れないのだろう、それほど餌を食っているのにまだ赤いミミズに喰らいついてきた、その貪欲さに驚いてしまった。
 
JUNNさんが出してくれた検寸定規に乗せると28.2cm、「この谷イワナ谷やでーどうする?」、「魚がでるかぎりイワナ谷でも行くでー」。

左支流の滝、イワナが食いついた

イワナ9寸

滝の上にもイワナ、ずっとイワナばっかし釣れる、「濡れて寒いわー」とわたぐじ、「・・・」取り合ってくれないJUNNさん、腹パンパンの6寸イワナばっかし釣れるがアメゴは出ない、魚信が遠ざかったので「もう魚止めやろ、寒いなー、右支流へは道があったなー」、「・・・」、JUNNさんは上流へと釣り上がっていく、またイワナが出だした、「大場所がないですよ」、「そうやな滝が無い」、魚止めを確認できなかったが、谷が二股に割れたところで竿をしまった。
  二股へ戻って右支流へ入る、最初の小滝の落ち込みで
JUNNさんに8寸前のアメゴがかかった、そしてわたぐじにもパンパンに腹が膨れたアメゴが立て続けに3匹かかった。
 歩く岸辺に青いミミズが何匹もニョロニョロしている、木の根の上にも、岩の上にも、釣れるアメゴの口の中にも、とにかく青いミミズだらけ、赤いミミズには慣れているがどうもこの青いのは苦手である、まだ小さいが多分生長したらあの青くギラギラと光るカンタロウになるのだろう。

右支流は全てアメゴだった

アメゴのみ釣れ続けたが水線切れでピタットアタリが止まり、魚止めだった、左はイワナ、右はアメゴ「ハッキリした谷やなー」。
  帰りに大滝の釜で竿を出したが、増水で釜は白い所が多い状態だった、30m上からドドドドドドドドっと落ちる水しぶきは台風並の横殴りだった、
JUNNさんの竿が爆風でS字に曲がっている、なんでS字に曲がるのか解らないがとにかく曲がっている。3回アタリがあって3回目にスレで5寸のアメゴがかかった、粘りに粘ったがあまりの寒さに根負けしてしまった、カッパの中までグッショリと濡れてしまった、小用を足したいのだが探っても大事なホースが無い、どうやら縮んで沈没したようだ、なんとか使えるほどに掘り出して熱水をあらぬ方向に放射したのだった。
 下山すると本流はかなり増水していた、とりあえず
JUNNさんの車まで撤収して着替えることにする、雨の中手早く着替えを済ませて例の屋台へ直行・・・。

 

釣果: 二人で30匹  最大アマゴ26.5cm イワナ28.2cm