母衣打ち谷      高知東部水系             メインページへ  メインページへ  


母衣打ち谷

2006/5/  曇り

 今日は3人での釣行、源流二又から本流筋の魚止めまでJUNNさんとモッチャンが初ペアー、439がトンネル下から二又までの谷割りで入渓するため、車を二又の車止めまで乗っていってもらった。
 林道から急斜面を下降して流れに到着、条件は良いのだがアタリが少ない、あっても1回コッキリのアタリで後が続かない、そうこうするうちに真新しい足跡を発見してしまった、「こじゃあかんじょえー」と独り言、それでも遡行を続けた。
 右支流に入っても状況が変わらないままで引き返し、11時頃には二又手前200mにある滝に到着。
 辺りは暗く大きな釜を持っていた、長竿で暫く粘ったが1回も魚信がなくて何か不思議な、人を寄せ付けないような嫌な感じがした。

結局納竿になってしまった本流筋の滝、上にもう一つありそうだった

 竿を片付けていると、上空で「グオーン」と言う飛行機の音が続けて2回聞こえた、なんだか気味が悪くなったので高巻きを急いだ、左側が楽そうに見えるが右側手前に赤テープが連続して上へ続いているのでそれに従って登って言った、ところが赤テープは小さな沢伝いのエスケープルートだった、途中で見切りを付けて巻き込んで行くと、木の根を使ってなんとか降りれるような感じだった、慎重に降りて行くとあと5mのところにある雑木の幹を最後に手掛かりが無くなった。
 ロープは持ってない「無理は禁物」と、素直に上の林道まで80mほど這い上がると、落石で車は通行できない状態だった、二人の足跡があったので歩いて二又まで行ったのが解った、あと二又まで200m残っているぐらいだろう、下から聞こえてくる滝音の感じではもう一つありそうなので再入渓はあきらめた・・・・・・・・・・・・・・・・。
 林道を少し歩くと車を2台停めてあった、車に乗って落石を除けた林道を下って次の谷へと向かった。

本流で唯一釣れた7寸

本流筋の渓相

鳥居がある右支流の枝流に架る橋の広場へ着いた頃には空が暗くなり、いつ雨が落ちてきてもおかしくないような雲行きに変わった、南の風が生暖かく強く弱く吹いてきた、大雨になるかもしれないと思いながらも短い支流へ・・入る事にする。
 営林署宿舎跡の基礎コンクリートがまだ残ってコケが付いている、壊れた階段から小さな谷へ入る。
 3つ目の小渕で7、8寸サイズのアタリがあって引っ張るではないか「おるで・・・やっぱりおった」と合わせを入れたがスッポヌケ、餌は齧られてなかった。次のそのまた次の渕で同じようなアタリがあって引っ張るので合わせをいれたが今度もスッポヌケ、餌は齧られてない・・・「なんじゃこりゃ??、しかし、おるにはおるでー・・・大場所でもあったら」。
 上流は傾斜がある連漠の小滝になっているけれど渕が付いてない、暫く空遡行をしなくてはと思い、なんでもない3mの滝を直登しようかと思ったが、本流での大高巻で脚力を失っている、安全第一ということで竿をたたんで左から小さく巻き上がる。
 膝ぐらいの高さで細い生木が2本横たわっていたので跨ごうとしたその瞬間すぐ背後から、
「ドドドドドドッ」っと、地を揺るがすようなとんでもない大きな音が、「襲われるぞ!」と感じて「ゥヒョーー」飛び逃げた瞬間、足首を何かに押さえられたため前向きで頭から谷縁へ落ちてしまった、「ありゃーやってもう〜」。
 目が眩んだが、「今のは何物じゃ」と気丈にも振り返ったが、もう何事もなかったように静まりかえっている、竿は何処?、顎からは出血があり痺れて感覚が無い、どんな傷口になっているのか?汚れた手で触るのは良くない・・・釣りをやめて撤退することにした。
 さっきのはいったいなんなのだろうか?得体の知れない音はヤマドリが逃げるときの音か?、余りにも至近だったのでほんまに超マジでビビッタやんかー、足を押さえられたのはただ木に引っ掛っただけだろう?いやーびっくらこいたでー、高巻きの途中でなくてよかったよかった。


 

後日の調べ

・・・ヤマドリは雌雄ともに目立たない保護色になっていて、人が近づいてきても動かずにやり過ごそうとする、身の危険を感じるほどに接近した時、一気に地上を蹴って大きな羽音(母衣打ちとかドラミングと言うらしい)とともに飛び逃げていく・・・、藪、雑木林、植林地などに棲むがとくに渓流沿いのスギ、ヒノキ林やシダの密生する低木林に多い・・・繁殖期は4月〜6月で抱卵は24日・・・らしいので気をつけたいものです。

 

 

釣果: 4匹(キープ3匹

    
痛かった!